大切な人だからこそ後悔したくない

大切な人だからこそ後悔したくない

こんにちは

じぶん再発見心理学の専門家


心理カウンセラー坂井 由美香です。

 



バリ島旅行から帰った日の夜遅く

旧友の訃報を知らせるメールが届きました。

 



亡くなったのは、高校からの友人でした。


 



結婚し故郷を離れ子育てに忙しいようで

年賀状のやり取りだけ長年続けていました。

 



翌日のお通夜には

クリスタルボウル演奏会の仕事が
あったので

翌々日の葬儀にだけ参列することにしました。

 



クリスタルボウル(水晶)は

奏者の心の状態を伝えてしまうので

平常心を保つよう努めたのですが

プログラムの順番を飛ばしたり

連絡事項を忘れたりとポカをしてしまって…

 



自分が思っているよりも

動揺しているのかなと

演奏会を終えて気付いたのでした。

 



翌日、福岡市の斎場へ向かう車の中で

彼女のことを思い出そうとしましたが

どんな顔だったのか、どんな声だったのか

思い出せずにいました。

 



祭壇に飾られた遺影を見て

やっと数十年間会っていなかった

彼女の顔が思い出せたのでした。

 



訃報を知らせてくれた友人が

「Hちゃんのご主人から、この人に知らせて欲しいと頼まれたと」

と話してくれた途端に

涙が込み上げてきました。

 



ずっと交わしていた年賀状に

私の名前があったのでしょう。

 



その年賀状にはいつも

『会いたいね』と書いていたのでした。

 



“何で生きてるうちに会わなかったんだろう…”


後悔の涙があふれてきて

彼女の声を思い出したのでした。

 



最後の喪主の挨拶の中で

葬儀の日が彼女の誕生日だったことを

知りました。

 



その3日前が、私の誕生日だったのです。

 



バリ島で誕生日を迎えた私と

ご家族の願いもむなしく

誕生日を迎えられなかった彼女…

 



この現実をどう受け止めていいのか

それから数日モヤモヤしていました。

 



重い病気のことを

友人の誰にも話さなかった彼女

それには彼女なりの理由があっての

ことだろうと思いました。

 



それよりも

会いたいと思いながら

そのままにしていた自分に腹が立ったのです。

 



一度でも行動に移していたら

会っていたらと思うと

やり切れない気持ちでいっぱいになりました。

 



いつか会おう

いつでも会えるはず

そう思っていたのに…

永遠に会えなくなる日が

突然やってきたのです。

 



以前、仲の良かった長年の友人が

何も言わずに自死した時の痛みも

よみがえってきて……

 



“もう、こんな後悔は絶対に嫌だ!

大切な人、心に残っている人に

会いたいと思ったら、会いに行く!

逃げたり、後回しにしたりするのはやめる”

自分にそう誓ったのです。


 


未完了な思いを残さない人生に

本気で切り替えるキッカケを

旧友の死が与えてくれました。


バリ島ヌガラの海 (2018.9.22)


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